GA technologies
金曜日は+11.67%で引けて良い感じでした。
ただし、前回の9月発表決算はかなり悪く売上高こそ前年から約15000百万円、率にして40%弱伸びていますが利益はほぼ変わらず、費用の増加で営業利益は赤字転落しています。
会社発表ではコロナウイルスの影響をアピールしていますが、要約すると不動産市況による仕入れ原価の上昇に伴う利ザヤの減少であり、今後すぐの改善は期待できなさそうです。
ここ数日の連騰はタイのDLホールディングスを子会社化したことによる海外事業拡大の期待と賃貸物件建築・管理のMDIに内見システムが導入されたことが材料視されているようです。
いずれにせよ前回決算を見る限りでは長期保有に耐える状態ではなさそうで、前回決算の窓埋めの1,969や節目の2,000あたりは強く意識され上値が重くなることが予想されます。
週明け1900を超えてくるようであれば手仕舞いの予定です。
11/19 取引記録
今日はGATECHNOLOGIESを持ったままでノートレード
確定損益はありませんでした
週末そのまま持ち越しです。
明日こそは勉強しないと…
PKSHATECHNOLOGY(パークシャテクノロジー)
本日の寄りから少し下げたところで買いました
ちょろっとだけ調べてみたのでまとめでも。興味ない人はスルー推奨です!
自然言語処理、画像認識、DLなどに関わるアルゴリズムソリューションを展開する企業
自社製品で蓄積した知見・データを元に分析、研究するサイクルを柱とする、との事です。
子会社にアイテック、PRANZA,アシリレラ、Sapeet
具体的な製品としては
BEDORE conversation:
日本語に特化した自然言語処理アルゴリズム。カスタマーサポートに用いるチャット型対話エンジン。顧客→企業だけでなく企業内の社員→当該部署への問い合わせなどにも。
CELLOR:
店舗向けのアプリ運用、POS解析、メール管理、クーポン発行etc.をパッケージにしたソフト
CELLOR for chat:
積極をオンラインで行うイメージのチャットアプリ。AI技術を用いた対話型サービスのあとに有人対応につなぐ事でコールスタッフの負担を減らす。有人対応部分の代行も行う。
シセイカルテ:
iPadを用いた治療院やトレーナー向けに姿勢の評価や施術効果の数値化などを行うアプリ
OKBIZ:
2021年6月に子会社化した株式会社PRANZAの製品
問い合わせ管理、FAQの作成、公開、評価や顧客の声の分析、AIチャットbotなどを提供する。クラウド型では国内シェア1位とのこと。森永、SMBCなどで導入。派生商品としてFAQ Maker、サイト内検索のSIte Search、サポートデスク支援のHelpdeskなどもある。
ロボオペレータ:
アシリレラの製品。単純業務を機械に代替させるプログラムだが、従来のRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)よりも安価、簡単、広範囲の対応を売りにしている。要するにちょっとすごいマクロのようなイメージ。
アイテックでは駐車場DXソリューションも提供している
11月12日発表の2021年連結決算では売上高予想8800百万円に対して8727百万円(通期での売上高成長率+18%)、純利益予想80百万円に対して147万円、来年通期の売上高予想はコンセンサス110億円に対して120億円
売上高が予想を下回ったのはコロナ禍で駐車場向けソリューションの売り上げが落ちたからとのことだが、コロナは直接は関係無さそう。不動産界隈のtwitterを見てると不動産価格の高騰で従来の駐車場用地の転用が進んでいるようなので単純に市況の問題で需要が減っているだけの気もする。
一方でAIを利用したリサーチ&ソリューション事業の伸びは順調でストック収入の割合も増加傾向。これは良い傾向と思います。こちらは売り上げの半分強が顧客対応、4割が社内業務効率化、残りは不正検知システムや在庫最適化のソフトウェアなど。
正直AI botのカスタマーサポートが役に立った試しってないですけど
業種としてはこれから需要は続くと思うし、一度契約が結ばれれば長期に使用されるビジネスだと思うので次回決算にも期待してます。顧客対応botの性能向上は個人的にも期待しています。いちいちオペレーターにつながるの待つのダルいですよね!?
大きな材料がなければ多分しばらく持っていると思いますがまあ分かりません。
ちなみに個人的にはこの会社のプログラマーが個人的に開発したっていうロボット音声に自然なアクセントを付け加えるためのプログラムの方が気になります。
とりあえず今日はこのくらいで
アップデートがあればこっそり直します